1月29日〜31日、東京ビッグサイトにて
グリーンインフラジャパンという、国内最大級のグリーンインフラのイベントが開催されました!
グリーンインフラとは、自然環境の機能を活用して、持続可能な国土や地域づくりを進める考え方です。社会資本整備や土地利用などのハード・ソフト両面において、自然の機能を活かして社会課題の解決に取り組みます。(Googleより)
今回、長崎県西海市から森川放牧畜産の女将・奈保美さんと前田の2人で現地入り。
牛の放牧による環境再生についてポスター出展をしました!



関東のサポーターの方々も応援に駆けつけてくださいました!
今回、参加を強く推してくださった、
最先端のお庭屋さん・法貴弥貴さんと
日本自然保護協会の中野恵さんが、
市民の環境保全に取り組んでる熱い方々や、
大学の先生方、国立環境研究所の先生など
たくさんの方にお繋ぎくださり、
長崎での牛の放牧の取り組みに大いに関心を持っていただきました。


農林業と畜産、土の健康、山から海への水循環、大村湾の再生
あまりの取り組みの壮大さに、
「これは長崎県が取り組んでるの?」
と、都庁の職員さんから聞かれたり。
「個人の農家です」と答えると、びっくりされました。
東京都や大阪府など、都市部ではグリーンインフラにかなりの予算をかけているそうで、
市区など行政からの出展も多く見られました。
そして、お待ちかねのポスター賞、
なんと!
市民部門で優秀賞をいただくことができました🙌

森川夫婦と西海市の地域の方たちが、草の根で地道に、資金は持ち出しで、一心に取り組んでこられた、この活動を、
発表させていただき、このような成果を持ち帰ることができて本当に嬉しいです☺️
研究者という立場を生かして、牛が土壌をどのように健康にしていくのかを、現場観察に基づいて整理させていただき、
その内容を、大阪の虻川さんの奥さんが、ポスターをキャッチーにデザインしてくださり、
地域の方たちをお呼びして、プチ発表会をさせていただき、色々な意見もいただき、

プチ勉強会で旅費のカンパもしていただき、
たくさんの方にサポートいただいて、
受け取った優秀賞。
それぞれの得意分野を持ち寄ってのチームプレー。
草の根の活動に
「全国大会で準優勝」
という実績をつけることができ、
このような形でバックアップさせていただけたことが本当に嬉しいです。
そして、長崎に帰ってきて31日。
奈保美さんと、結果の報告のために地域のお世話になっている方たちを訪問させていただきました。
たくさんの方に自分ごとのように喜んでいただき、
このような形で地域貢献をさせていただけたことに、
自分は世界で一番幸せな研究者だと、心の底から思いました。
来月は、自然環境復元学会の全国大会が東京・日本大学にて開催されます。
若手発表賞があるそうなので
また、いい結果を地域の方たちにお持ち帰りできるように、
今から磨いていきます✨
引き続きよろしくお願い致します🙌

優秀賞受賞の日の朝、平原の放牧場では
新しいイノチが誕生しました♡
名前は「きざし」。
いつも現場でサポートしてくださるチームの方が、名前をつけてくださいました。
明るいきざし。
新しい一年のハジマリ。
良いスタートが切れました!
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