
昨日は、森川家をいつもサポートしてくださる地域の方が集まり、
グリーンインフラジャパンで優秀賞を受賞したことの祝賀会をしていただきました✨
中野めぐみさんと法貴弥貴さんも、東京から直接、長崎に訪れてくださり、一緒に祝賀会をすることができました!
法貴さんは竹筋コンクリートとの 雨庭の融合で環境に配慮した新しい土木技術を考案し、企業部門で最優秀賞を受賞されました。
法貴さんのお話に、土木に関わったことのある地域の方たちも大変興味を持たれていました。
お料理は、一品持ち寄り
なのですが、大村湾の魚、鯨、手作りオードブル、コロッケ、ピザ、なまこ、牡蠣、そして森川放牧畜産「しげみ」のシャトーブリアン
とっても豪華ですごい宴会となりました。


森川夫婦が6年前に雲仙から移住されて、
地域の方たちとともに地道に歩んで来られ、
耕作放棄地に牛を放牧し、
土を健康にし、
それが山から海へとつながっていく。
その実践が、名だたる有識者から注目され、
全国規模の大会で優秀賞を受賞したということ。
地域の方たちが、これまでの歩みを振り返りながら涙をし、
みんながもらい泣きし
自分たちの活動の意義を再確認し、
「今からがスタート」だ、と心を合わせる。
「グリーンインフラジャパンのポスター出展で優秀賞をとった」
例えば研究者や企業で賞を取り慣れている人からしたら、それ自体は、特段すごいことではないのかもしれない。
けれど、その一つの賞が、
西海市の地域の方たちを熱く、熱く励まし、
次に向けて進んでいこうという強いモチベーションになったことが、
私は、すごく大事なことだと思います。
こうやって、草の根の人たち、取り組みが
どんどん賞と縁が近くなっていけば、
それは物凄くたくさんの人たちを励まし、
地道に、地味に、小さく、淡々とやり続ける力が、
チームになって集まり、大きくなり、
世界を変える力を持つのだと、思います。
祝賀会で、地域の方が、
「僕からしたら、なっちゃんは孫みたいなもので。
なっちゃんの喜ぶ顔を見たら僕も嬉しい。
なっちゃんの悲しい顔を見たら僕も悲しい」
と、言ってくださり
涙が出ました。
ここまで、愛していただいて
本当に幸せだなぁと。
同時に、世間知らずで偉そうなことを言ってしまう自分が恥ずかしくて
地域の看板を背負って恥ずかしくない人間になりたい。
一人の人間として、この地域に入らせてもらって、
たまたま博士号を持っていて、発表するスキルがあったから、
このようなお役に立てて
地域の方たちを、生き物たちを、土地を、
笑顔にできるように
力をつけていこう。
自分を磨いていこう。
と、また決意を新たにしました。

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