4月5日夜、ジャーナリストである工藤律子さんによる「つながりの経済が創る未来」の勉強会が開催されました。
「つながりの経済(社会的連帯経済)」とは、必ずしも貨幣経済を介さない、物々交換などの、さまざまな価値交換でまわる経済の形のことです。
工藤律子さんは、世界各地で「つながりの経済」の実例について取材されています。
今回、「森川放牧畜産をとりまく地域コミュニティが、まさにこの「つながりの経済」そのものだ!」ということで、法貴弥貴さん、中野恵さんが企画をしてくださいました。
さらに、
海藻研究者の新井章吾先生をはじめ、
河川工学や河川環境の専門家で、特にグリーンインフラに関する研究で知られる、熊本県立大学特別教授の島谷幸宏先生、熊本大学教授の皆川朋子先生もお越しいただきました。
翌日には、牛の放牧場の現地フィールドワークと、ワークショップも開催。
森川放牧畜産をとりまく人のネットワークの状況把握と、課題の整理をし、
今後の方向性について話し合いが行われました。
研究、そして公的機関との連携などが今後ますます進んでいきそうです!
以下、奈保美さんの投稿より:
子どもたちの未来へ
牛✖︎水循環
全国各地より
環境のプロ集団の方がフィールドに入ってくださいました。
プロ集団の知恵、決断、行動までの流れの早さに脱帽
社会と環境と経済のバランス
つながりの経済
ジャーナリスト工藤律子さんの勉強会からの翌日、限られた時間のなかで
これまで牛で拓いた耕作放棄地を
みなさんに見ていただきました。
〇〇の神様級の
新井先生
島谷先生
皆川先生はじめ
企画をしていただいた
めぐみさん、法規さんが
つなげてくださり
たくさんの学び気づきをいただきました。
社会的連帯経済の実装
意識してやってきたわけではなく
ただ、淡々とやり続けてきた結果
水が、土が、植物が、牛が
一年目、二年目、三年目
自然界で表現してくれて
オッケーサインを出してくれています。
春、植物が花をたくさん咲かせてくれています。その土の上で子どもたちが走りまわり牛と遊んでいます。
山が子どもたちが遊べる山になってきました!きっと土地が喜んでくれています。
過去と現在を知り
世界を創っていく
私たち一人一人が考えていく
自分ごととして
これから大きく変わっていく自然
劇的な場面を見ることになる
見るだけでは終わらないことを踏まえ
いま、つながり
一人一人が当時者であるということを認識し失敗談をしっかり伝え一緒に考えてくれる最強のチーム結成!!
この時代に生まれ
この激動期を生きる
ある意味では本当に幸せな時
森の民の暮らしから
見る目と感覚を積み重ねていく
どんな植物が生えているか?
どんな生き物が生息しているか?
多様性は?
自然の質は?
そのなかで私たちが役割を果たしていく。

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