活動の理念

「地球」を統合的に再生する

森・川・里・海、そして、ヒト。動物と植物、微生物。

わたしたちは、「地球」を統合的に捉え、地球環境の再生に取り組んでいます。

地球は、土と水の惑星。母なる大地である土壌を健康にしていくことで、山から海への水の循環を再生していきます。

そして、動物—とくに「牛」が、土壌の健康と水循環の再生を強力にサポートします。

ヒトと動物が、自然界と本来的な関係性を取り戻すことで、統合的に地球環境が再生していくのです。

主な活動

地域での「結」の精神に基づいた「暮らし」。

日本が古来から伝統的に大切にしてきた精神と、伝統的な知恵・技術を大切にしながら、さまざまな活動に取り組んでいます。

  • 耕作放棄地・放置林への牛の放牧
  • 放置山林の間伐
  • 海の生態系を育む「海底湧水」の農業や暮らしへの活用
  • 微生物の力を活用した無農薬の米・野菜作り
  • 微生物の力を活用した藻場の再生

長崎県西海市からはじまったこの活動は、現在、全国各地に仲間が広がり、京都府南丹市にも活動拠点ができています。

長崎 —「森川放牧畜産」と地域コミュニティ

​長崎県西海市に位置する森川放牧畜産は、耕作放棄地を活用した放牧による環境再生活動を行っています。​代表の森川薫さんは、2015年に和牛の繁殖農家として新規就農し、2019年に現在の西海市へ牛とともに移住しました。

同牧場では、黒毛和牛の親子放牧を実践し、牛たちが自然の中で自由に過ごすことで、ストレスの少ない環境を提供しています。​また、牛の放牧を通じて、荒廃した土地の再生や土壌改善を図り、森・川・里・海の循環を取り戻す取り組みを進めています。

森川放牧畜産と地域の「結」のつながり。「農ある暮らし」を中心におきながら、さまざまな環境再生活動に取り組んでいます。

人も動物も自然もハッピーになる好循環を。長崎県西海市・森川放牧スタイルから学ぶアニマルウェルフェアとは?
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京都 —「アースフィールド」土地の再生

京都府南丹市「アースフィールド」では、かつて、自然と触れ合いながら持続可能な農業を実践する場として、陶芸家である吉井史郎さんを中心に活動の場づくりが行われていましたが、様々な事情が重なり2022年より活動が停止されていました。

「プレイ・ザ・アース」では、2025年1月より、吉井史郎さんの意志を受け継ぎ、この地での活動を再始動し、かつての風景を取り戻す取り組みを進めています。